06
May
初夏の訪れ
ナオミンでございます
GW明けの和菓子作りでごさいます。本日のテーマは、『初夏の訪れ』です。
水無月といって、氷に見立てた三角形の和菓子で白と抹茶の2種類を作りました。
6月30日は『水無月』を食べる日だそうです。1年のちょうど折り返しにあたるこの日に、残り半年の
無病息災を祈願する神事『夏越の祓え』といいます。
この「夏越祓」に用いられるのが、6月の和菓子の代表ともいうべき「水無月」です。水無月は白の外郎生地に小豆をのせ、三角形に包丁された菓子ですが、それぞれに意味がこめられています。水無月の上部にある小豆は悪魔払いの意味があり、三角の形は暑気を払う氷を表しているといわれています。
写真のピンクの和菓子は、梅風味の色鮮やかな『あじさい』です。梅酒寒天を作り、小さいサイコロ状に切っておきます。白あんに梅ペーストを練りこんで丸く成形し、サイコロ状の梅寒天をまぶしつけます。そして、つや寒天をぬれば、涼しげなあじさいが出来上がり
和菓子って、あらためて奥深い食べ物なんだな~と思いました。
同じグループには、タイ人の女の子がいて、一ツ橋大学院の教育学部を専攻しながら、和菓子教室にも通っているのですすごいね~日本人のナオミン(生粋の江戸っ子だい)も負けてられないのだ