20
Apr
気仙沼より帰ってきました。
予定より1日早く、被災地より帰ってきました。
14日の深夜に盛岡に到着して翌日から盛岡から出ている山田町行きのボランティアバスにのり
岩手県山田町でのボランティアを行い、16日から18日までの3日間は気仙沼で車中泊での
ボランティア活動を行ってきました。
実際に現地を見るとテレビで見るよりも被害の大きさが凄いと感じます。
ヘドロや魚の腐った匂い、風が吹く度に舞い上がる埃と重機の音が鳴り響いています。
分厚いコンクリートでできた防波堤も壊れていてあらためて津波の凄さを思い知ります。
現地では1階部分の天井まで水が流入してしまった家の片づけや床下にまで
溜まってしまったヘドロをスコップで取り除いたりする作業を行ってきました。
行く前までは地震で建物が倒壊したりしているのも多いのかと思っていたのですが
地震の揺れでの被害は殆どないように感じました。(瓦が落ちたりぢているのは多々みましたが。)
気仙沼は倒壊しないまでも家の1階部分に水が入った家が広範囲にあり今後、政府は
こうした家を直して住み続けていくのかそれとも再度、津波が来ることを想定して
新たな場所に移転させていくのか方針を示していかないと混乱していくと思います。
被災地は少しの高低差の違いで被害を免れた家は平穏な日常を過ごしているように見え
被害にあったところとの明暗の差の大きさを感じます。
被災地は少し山に向かえば被害もなく豊かで綺麗な自然があり春先のこの時期は
凄く良い場所だと思いました。早く平穏な日常がもどるよう心から祈っています。
5月の後半にはまた現地でお手伝いをしに行こうと思います。
そして東北地方の復興に役立てないかを考えていきます。